社会保険労務士の資格取得で独占業務になります

社会保険労務士は略して「社労士」という言い方もします。
社労士の資格は1968年(昭和43)、社会保険労務士法という法律とともに誕生しました。

昭和20年代、戦後まもない頃に労働基準法をはじめとした労働関連法令が制定され、
昭和30年代になると社会保険関連法令が整い、
これらの法律で定められた諸手続きを事業主の依頼を受けて代行する人たちが出てきました。

昭和30年代には労働法関連の仕事をする「労務管理士」、
社会保険関連の仕事をする「社会保険士」とそれぞれ認定が必要で、
別の団体が認定していたのですが、両者が発展的に統合されて社労士が生まれたのです。

社労士の業務は法律で独占業務として扱われております。

独占業務というのは、法律が認定された者に限ってある特定の業務を行うことを認め、
認定のない者がその業務を行うことを禁止もしくは制限していると言う意味です。

そのため、社労士と名乗り報酬を受け取って仕事をするには認定の資格が必要になります。

社労士の資格を取得するには、毎年1回、厚生労働省が行う国家試験に合格し、
そのあと全国社会保険労務士連合会の名簿に登録し、
各都道府県にある社労士会に入会しなければなりません。
社労士の合格率はこちらを参照

登録するには、2年以上の実務経験を積むか指定講習を修了していなければなりません。

企業経営は、ひと・もの・かね・情報といいますが、
社労士は主にそのうちの「ひと」にかかわる仕事です。

従業員の労働条件の改善や福祉の向上をとおして、
企業の健全な発展に寄与するのが役割となります。