社会保険労務士の仕事の内容と資格の取り方

社会保険労務士は、労働基準法や労働安全衛生法等の労働関係の法律に関わる仕事であり、法律に基づき、労働者の賃金や労働時間、休暇、福利厚生などの労働条件を整備し、労働者の権利を守るために労働環境を改善することが主な仕事になります。また、企業の人事に関することや雇用管理、経費削減等のアドバイスなど、企業経営を健全化するための仕事も行います。
具体的な仕事の内容としては、行政へ提出する書類の作成や申請の代行、就業規則の作成、労務管理のコンサルティング業務などを行うことになります。
社会保険労務士は、時には利害が対立する経営者と労働者の間に立って、労働者が働きやすい職場環境にしながら、企業の健全的発展のために尽力します。
社会保険労務士になるためには、厚生労働省が実施する国家試験に合格し、国家資格を取得することが必要になります。試験に合格後、名簿に登録し、社労士会に入会することにより、業務を行うことができます。
試験は原則として1年に1回実施され、例年8月の第4日曜日に実施されます。試験の内容は法律科目と、法律科目に関連する一般常識から出題され、選択式と択一式の形式で解答を行います。合格率は8%から10%程度で、日本の国家試験の中では、難易度はやや高めになっています。
試験に合格するためには、労働関係の法律知識を習得することが必要になりますので、多くの受験生は専門学校に通ったり、通信教育などで受験勉強を行っています。